Bullet Butlers

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総合 シナリオ キャラ 主人公 音楽 システム
84 9 7 8 8 8 9


発売日
2007/02/27
ジャンル
銃と魔法と執事と主のファンタジーAVG
メディア
DVD-ROM(約2.9GB)
シナリオ
東出祐一郎
原画
中央東口
音声
フルボイス
声優
佐本二厘、九条信乃、このかなみ、他
3曲(Antistar)
CG枚数
167枚


<概要>
魔法と科学が融合し、多くの種族が共存する時代。
英雄の末裔であるフォルテンマイヤー家の執事である主人公は、戦いの中に身を置きながらもそれなりに平穏な生活だった。
しかし、英雄を怨敵とする聖導評議会に当主が暗殺された時、世界が大きく流転し始める…。
<シナリオ>
9
基本的にはシリアスかつ熱い展開が続きます。
説明文や言い回しが少し独特ですが、それほど気にすることもないでしょう。
若干、回想が多い気はしました。

基本はシリアスですが合間に入るコミカルな会話は面白く、いいバランスだと思います。
戦略と戦闘のバランスも良く、うまく作られてるなーという印象でした。
<キャラ>
7
ゲームの性質上あんまり萌えがありません。というより皆無?
好みの問題もあってそれほどヒロインがいいとは思いませんでした。
(エルフもロリも直情的なのもそれほど…なんで)

むしろ男性キャラのかっこよさが際立ってます。
雪ルートでのガラのかっこよさ異常。
<主人公>
8
限界を何度超えたか分からない主人公。
頭も良くボケ・ツッコミも出来る、でもたまに可愛いところも見せるヤツです。

しかし私は丁寧口調があまり好みではないようです。
主人に対してはしょうがないとして、友人にも丁寧な主人公はちょっと違うかな〜と。私的に。
<絵>
8
多少個性的ではあるものの、しっかりとした絵です。
萌えより燃えな作風がゲームに合ってると思います。
バトルシーンが多く、それほど日常シーンはありません。

167枚という数も多くて好印象でした。
<音楽>
8
ボーカル曲3曲はすべて洋楽です。
作品の雰囲気に合った曲ばかりです。
歌単体より作中で聴いてこそだと思います。
特にバトルシーンで流れる挿入歌はガチ。
<システム>
9
デザインは無視して機能性だけを追及したシステムはらしいなぁと。
必要な機能は全てありますし、不便に感じることはないかと思います。

ただ、その他のボイスカットをすると、全てカットされたのは私だけ?
<総合>
84
それほど選択肢があるわけでもなく、質のいい映画を観たという印象です。
バトル中心なのは間違いないですが、主と執事の物語がこのゲームの本質のように思えます。
他のキャラも個性的できちんと表現されてますので、人間味のあるシナリオです。

バトルとドラマがバランスよく表現されている作品だと思います。
(以下ネタバレ)
ラストが少し微妙でしたね。
瀕死の状態から復活したのも、ベイルがいなくなって記憶が戻るのもご都合主義な感じが。
そこだけは不満でした。

(ネタバレおわり)
<お気に入りキャラ>
セルマ・フォルテンマイヤー
黒い笑顔が魅力的。
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