続・殺戮のジャンゴ ─地獄の賞金首─

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総合 シナリオ キャラ 主人公 音楽 システム
74 8 7 - 7 8 7


発売日
2007/07/27
ジャンル
空想科学マカロニ大活劇
メディア
DVD-ROM(約1.0GB)
シナリオ
虚淵玄
原画
Niθ
音声
フルボイス
声優
岩田由貴、篠崎双葉、鈴美巴、他
4曲(ワタナベカズヒロ、いとうかなこ)
CG枚数
120枚


<概要>
舞台は機械知性体・プロトゾアンに文明を剥奪された惑星。
銃の腕のみが力を発揮する星に50万ドルの大賞金首「黒のフランコ」が再び現れた。
フランコを狙う賞金稼ぎも現れ、荒野に新たな嵐が吹き荒れる。
<シナリオ>
8
全体的なストーリー展開はとても秀逸です。
キャラの描写も的確で性格や行動、思惑がとても理解できました。
各キャラの信念に則った行動は納得がいくもので、それが複雑に絡み合う様がうまく表現されていたと思います。
演出の良さも相まってストーリーに引き込まれやすく、あっという間に終わってしまった印象です。

とはいえ、実際にストーリーが短いのは確かで、もう少しプレイしたかったという印象は受けざるを得ませんでした。
そういう意味では映画を観たといった感じかもしれません。
<キャラ>
7
各キャラが個性的な上、うまく描写されているのでキャラ立ちは良かったです。
キャラが被るということもなかったですし。

ですが、個々として見るとあまり印象の強いキャラがいませんでした。
このあたりは好みの問題かもしれませんが…。
<主人公>
-
フランコが主人公なんでしょうが、私はあえてヒロインという見方をしてます。
よって主人公は不在ということで。
<絵>
7
正直に言いますと、あまり好みの絵ではありません。
ですが、クセのある渋い絵はこのゲームの世界観にはすごくマッチしていたと思います。
<音楽>
8
BGMを含めた音楽は好印象。
特別印象に残ったということはなくても、マカロニウエスタンという世界観にマッチした渋い音楽ばかりでした。
<システム>
7
最低限のシステムはありますが、如何せん使いづらいです。
システム画面もシンプルで分かりにくいですし、ロードやスキップもいまいち遅いなーという印象でした。
<総合>
74
普通のエロゲーとは一線を画したゲームです。
萌えやエロを目的とした人は手を出すべきではないでしょう。

しっかりしたストーリー、見事な演出、個性的なキャラたち…。
良質なマカロニウエスタン映画を観ようと思える人なら十分満足できると思います。
(以下ネタバレ)
400人殺しの場面で、マウスをクリックした回数だけ撃てるというシステムには驚きました。
必要性には疑問を持ちましたが、アクセントにはなったし面白かったですしね。
ただ、押しっぱなしでもOKということに気づかず半分以上連打していたのはちょっと凹みました。

(ネタバレおわり)
<お気に入りキャラ>
名無し
クールな美女。かっこよかったです。
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