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星空のメモリア -Wish upon a shooting star-

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総合 シナリオ キャラ 主人公 音楽
68 7 6 7 7 8
発売日

ジャンル

シナリオ

原画

声優

ボーカル曲

2009/03/27

星空学園ファンタジーADV

なかひろ

司田カズヒロ、GT、ミズタマ

佐本二厘、宮沢ゆあな、楠鈴音、東かりん、みなづき蓮、杏子御津、遠野そよぎ、他

3曲(橋本みゆき、霜月はるか、茶太)

 シナリオ   7

全体的にかなりくどく、テンポが悪いです。
設定が特殊なため、状況説明や心理描写を細かく書いていくことで分かりやすくしようというライターの考えは理解できますが、あまりに細かく描写されるのでとてもテンポが悪くなっています。

更にテンポを悪くしているのが日常シーン。
同じようなネタやオチを繰り返し使われているので飽きます。
ループすること自体がネタだったりしたならもう、話がまったく進みません…。
日常会話が面白くないのは萌えゲーとしてはかなりのマイナスです。(萌えゲーかどうかの議論は別として)


シナリオ自体も矛盾やご都合主義がたくさんあります。
元々ファンタジーな設定ですのでそれなりの力技はアリだと思いますが、それにしても現代日本の学園を舞台にしている以上、最低限の常識は守ってくれないと萎えてしまいます。

 キャラ   6

妹がウザ過ぎ。
話が通じない、話が進まない、基本的にネタがループという、この作品のマイナスポイントを凝縮したようなキャラです。

妹の影に隠れていますが、他のキャラもウザい素質は十分。
基本的に思い込みで行動し、それによって他人に影響があっても気付かない。
自分のことばかりで、周りの人の気持ちを考えられないキャラが多すぎです。

 主人公   7

周りがアクの強いキャラばかりで苦労が絶えないかわいそうな主人公。

頭はそこそこ切れるし行動力もありますが、他のキャラのせいでどうしても押しに弱い優柔不断男に見えます。
真面目に正論語っても結局流されますからね。

 その他

気になるのがシステム周りの悪さ。
共通ルートが長いのにスキップが遅いのは致命的です。
他にはシステム画面でしかゲーム終了が出来ないのも毎回ストレス溜まりましたね。

ボーカル曲は歌い手は好きなんですが、どうにも印象に残りませんでした。

 総評   68

※体験版推奨です。
前にも書いていますが、シナリオ全体に多かれ少なかれウザさとネタのループがあります。
その筆頭である妹との会話が気になるかならないかで、地雷か良作か決まるといっても過言ではないです。

ラストまで不満なくプレイすることができれば、とてもいい作品だったと思えるでしょう。

 お気に入りヒロイン

姫榊こもも
金髪ツインテの典型ツンデレキャラ。
この作品には珍しく自分に厳しいしっかりとしたキャラでした。

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