こなゆきふるり 〜柚子原町カーリング部〜

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総合 シナリオ キャラ 主人公 音楽 システム
74 7 9 6 9 8 7


発売日
2008/03/28
ジャンル
ADV
メディア
DVD-ROM(約1.0GB)
シナリオ
北側寒囲
原画
ぺこ
音声
主人公以外フルボイス
声優
未来羽、遠見はるか、広森なずな、柚木かなめ、春奈有美、芝原のぞみ、他
2曲(芝原のぞみ、柚木かなめ)
CG枚数
80枚


<概要>
北海道の田舎町に住んでいる主人公はある日、町おこしの為に結成されたカーリングチームの監督に任命された。
集まったメンバーは町が誇る美女ばかりだったが、半ば無理やり集められた彼女たちにやる気はなかった。
カーリングのルールも知らない主人公は、果たしてこのチームを成功に導けるのか…。
<シナリオ>
7
ぶっちゃけ、あんまりカーリング関係ありません。
前半の共通ルートではカーリングの話もありますが、個別に入ると朋美ルート以外では全く関係なくなります。

シナリオはベタで先が読める展開。
それほど起伏なくマッタリと進んでいきます。

メインヒロイン以外の3人はオマケ程度しかないので注意。
<キャラ>
9
(序盤は)魅力的なヒロインが多かったです。

最初はいいキャラばかりだな〜と思っていたんですが、個別に入ったあたりからおかしくなってます。
朋美さんは急に熱血に、咲さんは色物キャラに、会長はあるルートだけ出来るヤツにと展開によってキャラ変わりすぎ。

最初の設定ではいいキャラっぽいのにシナリオでかなり潰してる感があって残念。
それでも、結構好みのキャラばっかりでした。

ゆかりたんが個人的にツボ。
「あにじゃー」
<主人公>
6
鈍感、ヘタレ、口だけの典型的エロゲ主人公。
最初は結構でかいこと言いつつ、肝心なトコでは何もできないヘタレ主人公の見本のようなヤツです。
年下ということを強調したかったのでしょうが、それにしても使えなさ過ぎです。
<絵>
9
淡い感じの綺麗な絵です。
CGも丁寧に作られている印象でした。
デフォルメ絵がお気に入りだったのですが、何故かCGモードに追加されなくてショック。

CG枚数が80枚と少なかったのも残念です。
<音楽>
8
ボーカル曲はどちらも落ち着いた曲。
私はEDが結構好きです。

BGMでは時々シナリオと合ってないところがあったかなと。
シリアスな話してる時にのんびりしたBGMはちょっと…。
<システム>
7
必要なものは揃ってます。
ですが、共通ルートが長いのにスキップがあまり早くないのはストレスに感じました。
あと、セーブ時そのシーンのサブタイトルが表示されるのですが、それでその後の展開が分かってしまうという罠はどうかと。
<総合>
74
地雷原の中を歩いて最後まで渡りきった感じです。

起伏のないベタ展開、ヘタレ主人公、キャラ描写の甘さなどのマイナス要素を許容できるかだと思います。
私はヘタレ主人公以外は大丈夫だったので、ヒロインの魅力で我慢しつつプレイしてました。
好きなキャラがいても、いつ変貌するか分からないのが恐怖でしたけどね。

設定に興味があってプレイしましたが、カーリングがほとんど関係無いという罠にはがっかりでした。

いろいろ書きましたが、キャラに萌えつつマッタリプレイするにはいいのではないでしょうか。
(以下ネタバレ)
咲さんルートはマジでなしです。
百合展開は何度か見てきましたが、これほどのガチ百合は初めてです。
しかも主人公関係なくEDだし…。

(ネタバレおわり)
<お気に入りキャラ>
吉岡冴子
ツンデレ好きの私としては小雪と迷いましたが、グレた時とコーチモードがかなり良かったので。
「ちっ……あ〜あ……やってらんね」←これマジ最高。
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