プリンセスラバー!

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総合 シナリオ キャラ 主人公 音楽 システム
66 6 8 6 8 8 8


発売日
2008/06/27
ジャンル
ADV
メディア
DVD-RON(約3.2GB)
シナリオ
尾之上咲太
原画
こもりけい
音声
主人公以外フルボイス
声優
風音、楠鈴音、佐本二厘、木村あやか、他
3曲(橋本みゆき、jina)
CG枚数
91枚


<概要>
不慮の事故で両親を亡くした主人公の前に、日本経済界の雄である有馬一心が現れる。
主人公は有馬を継ぐため、社交界にデビューすることになる。
こうして、一人前のセレブになるための試練が始まる…。
<シナリオ>
6
注)これは抜きゲーです。
プレイ前はドタバタの中にも感動が…的な萌えキャラゲーと思っていたので、予想外で混乱しました。
多少のガッカリ感はあったものの、それでもあえてレビューして行こうかと思います。

まず目に付くのが全体的な書き込み不足。
主人公、キャラ、舞台背景といったものの描写が弱いです。
ですので、感情移入し難いですね。
主人公やヒロインや上流社会というものが良く分からないまま物語が進んでいきますので、置いていかれた感じになります。
これは恋愛描写にも言えることで、好きになるまでの過程がほとんど無いため、嘘っぽく見えてしまいました。

全体的に見て、
いきなり結ばれる→H→問題発生するも無視してH→主人公のわがままで何故か解決→ハッピーエンド
という抜きゲーのお手本のような流れになってます。
<キャラ>
8
こちらも全体的に描写不足感があります。
個性的で魅力的なキャラが多かったはずなのに、描写が薄いためイマイチ印象薄いです。
サブキャラでは親父の凄さをもう少し見たかったですね。
あと、セイバー言うなw
<主人公>
6
心は子供、性欲は大人。な主人公。
問題を先送りにしてH三昧。
そのツケが来るとヘタレる、口ばっかりなヤツです。
ここ最近ではトップクラスのダメ主人公でした。
<絵>
8
綺麗な絵ではあるんですが、立ち絵のバランスがおかしい気が。
私は胸が受け付けなかったですね。
なんか位置おかしくね?

枚数は91枚。
若干、少ないです。
<音楽>
8
古き良きエロゲの曲。
ボーカル曲は全て名曲とまでは行かないまでも良曲です。
悪くは無いですが、もう一つ何か足りない感じ。
その中でも挿入歌はいい曲でした。
<システム>
8
必要な機能は揃ってます。
プラスアルファとしてズームアップ機能がありますが、あれって需要あるんでしょうか。
そのままズームすると画質落ちるから微妙なんですけど…。
<総合>
66
私はシナリオゲーが好きなので、必然的にこういう評価になりました。
が、抜きゲーとして見るなら、もっと高い評価になるでしょう。
Hシーンは数も尺も結構ありますし。
絵とエロ目的ならプレイしてもいいのでは?

(以下ネタバレ)
妊娠=ハッピーエンドの意識が強すぎる気が。
みんな同じようなラストでしたので、いろんな種類のEDを用意して欲しかったですね。

(ネタバレおわり)
<お気に入りキャラ>
シャルロット
多少、消去法な気もしますが。
特に序盤は他ヒロインがギスギスしてるので、可愛らしい笑顔に癒されました。
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