<概要> |
別の街で料理人の修行をしていた主人公は、母が倒れたことがきっかけで実家の店に戻ることになる。
未熟な主人公は店を切り盛りするのに四苦八苦していたが、ある日一人の少女が現れる。
一生懸命店を手伝ってくれる彼女は、実は魔女だった…。 |
<シナリオ> |
8 |
テンポのいい読みやすいシナリオです。
特に日常シーンでは、コミカルなギャグやパロディネタが散りばめられていて楽しいです。
それほど起伏があるわけではなくシンプルに、しかし抑えるところは抑えていると思います。
欲を言えば、もう一つ山があればよかったなとは思いました。 |
<キャラ> |
6 |
個性的なキャラばかりです。
天然だったり暴力的だったりと若干、マイナス面が強い印象はありました。
どんなキャラも個性が強いので、好みが分かれるところだと思います。
個人的にクラウディアがかなり受け付けなかったのできつかったです…。 |
<主人公> |
6 |
口ばっかりの情緒不安定主人公。
喜怒哀楽が激しく、プライドが高いです。
そのくせ行動力があるかというとそうでもなく、文句ばっかり言ってる印象。 |
<絵> |
8 |
やや淡い目のほんわかした絵です。
CGの完成度もいいですが、立ち絵での演出の多彩さが印象に残ってます。
CG枚数が少ないのがやや不満でした。 |
<音楽> |
8 |
ボーカル曲もBGMも平均以上の出来です。
雰囲気にあったいい曲がたくさんありました。
私的にはRat-a-tatがお気に入り。 |
<システム> |
8 |
いいところと悪いところが多いシステムです。
必要な機能は揃ってますが、セーブ・ロード画面でクイックセーブ・クイックロード画面経由なのはなぜなんでしょう。
とても使いづらかったです。
音楽鑑賞モードでは、一度再生リストに登録した後再生という機能。
何度も聞く分にはいいかもしれませんね。
1曲だけ聴きたいときは面倒ですが。 |
<総合> |
64 |
シナリオ、絵、音楽は高レベルの出来でした。
それだけにこの作品の評価は、主人公を含めたキャラが好きになれるかという一点だと思います。
そこがOKなら良作に、ダメなら地雷になるかもしれません。
早希さんルートが欲しかったなー。
(以下ネタバレ)
かりんルートでの惚れ薬だけは納得できなかったですね。
あの時点でかれんルートやめてしまいました、すいません。
(ネタバレおわり) |
<お気に入りキャラ> |
ルゥリィ
萌えさせるなら彼女だけで十分じゃね? |