<概要> |
太陽が昇らず、魔法が支配する世界。
魔法学園に通う主人公は、災厄をもたらす存在と言われている太陽がもうすぐ昇ると聞かされる。
そして、太陽の災害を食い止めるために結成された研究会に、強引に参加させられることに…。 |
<シナリオ> |
7 |
研究会に入って太陽を止める活動がほとんどで、キャラ同士の絡みがあまりないように思えます。
また、その活動も連続性がなく、一つ一つの出来事がぶつ切りで起こっているという印象です。
せっかく壮大な設定にもかかわらず、スケールの小さな話ばかりな気がします。
ラストでは急に壮大で大きな盛り上がりを見せてくれました。
そこに行くまでにもう少し入り込めるシナリオがあったらまた違ったのかも。 |
<キャラ> |
6 |
前述の通り、あまりキャラ同士で絡む描写がありません。
各キャラの描写も甘いので、魅力が伝わらないですね。
ルートに入っても、どこか他人事といった感じで見てしまいました。
せっかく豪華声優陣だったのにもったいないと思ってしまいます。 |
<主人公> |
7 |
自分に出来ることをきちんとやろうとする主人公。
前半はまったく使い物になりませんが、それ以降は出来ることを活かしていく好感の持てる主人公に。
一つ大きな問題なのは…ギャグが寒いこと。
そこは耐え難かったです。 |
<絵> |
7 |
特徴的であるものの、可愛い絵です。
個人的好みとして、これだけ原色な髪の色はちょっと…。
それ以外はバランスいい絵だと思います。
CG枚数が80枚はちょっと少ないですかね。 |
<音楽> |
8 |
ゲーム中はボーカル曲の印象が余りありませんでした。
音楽鑑賞モードで聞いてみると結構いい曲なので、あまり雰囲気と合ってなかったのかもしれませんね。 |
<システム> |
7 |
必要な機能は揃ってます。
デザインは完全無視ですが、細かい設定もできるので使いづらいことは無いかと。
ただ、スキップが遅いです。
共通ルートが長めのシナリオとしては致命的かも。 |
<総合> |
68 |
正直、感想があんまりないです。
名作でないことは確かですが、どこが悪かったと聞かれるとキャラ描写以外はそれほど悪くなかったですし。
設定やキャラはいい素材だったと思うので、つくづくもったいない作品です。
(以下ネタバレ)
最後まで疑問だったのが、最初になんでホウキが墜落したの?ということ。
反魔法が勝手に発動した意味がわからなかったです。
まあ、たいした問題じゃないからいいんですけどね。
(ネタバレおわり) |
<お気に入りキャラ> |
一ノ瀬梢
このメンバーなら梢姉で。
結構上から目線なので、イラッとしたときもありましたけど。 |