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総合 シナリオ キャラ 主人公 音楽 システム
80 8 9 8 8 7 8


発売日
2008/05/30
ジャンル
魔法使い育成SLG
メディア
DVD-ROM(約2.6GB)
シナリオ
内藤騎之介
原画
佐々木珠流、明音、皇征介
音声
主人公以外フルボイス
声優
大波こなみ、羽高なる、海原エレナ、茶谷やすら、さくらはづき、他
1曲(大野まりな、静木亜美、ハラユカ)
CG枚数
338枚(差分含)


<概要>
魔法使いの主人公はある日、魔力を持たない為に家を継げない少女に会う。
他人に魔力を与える能力を持つ主人公は、少女に魔力と魔法の技術を与えることにする。
果たして少女は一人前の魔法使いとなり、家を継ぐことができるのだろうか…。
<シナリオ>
8
見習い魔法使いの師匠となり、教え子を育てていくSLGです。
3年後の魔法大会で優勝することが目的となります。

最終目的までの基本的なストーリーはほぼ無く、様々な条件で日常イベントが発生するという形式。
その上主人公がたいした活躍もしないので、感情移入し難かったです。
クリアのみを目的とするなら、ただの作業ゲーになってしまう恐れがあります。

日常イベントは豊富で、全部見るにはそれだけで大変な労力かと。
テキストのテンポは良く読みやすいです。
<キャラ>
9
魅力的なキャラばかりです。
個人的に一人もアウトなキャラがいなかったのは久しぶりな気が。
主人公も含め、みんなボケやツッコミのキレ良すぎ。

このブランドの過去作品と比べて、攻略キャラが少なかったのは残念でした。
(ED有りだけに限れば3人)
サブキャラは結構いるんですけどね。
<主人公>
8
微妙に影が薄い主人公。
前述の通り、実際に戦うのはセリスで主人公は裏方です。
ノリも良く、できる男(っぽい)ですが、個性もいまいちインパクト少なめな気がします。
<絵>
8
立ち絵の変化が表情のみで、動きの変化はありません。
ですが、表情はコロコロ変わるし会話のテンポもいいので、それほど気になりませんでした。
立ち絵、CG共に丁寧に作られてます。

CGは差分含みで338枚。
全部出してないので差分無しの枚数は分かりません…。
<音楽>
7
BGMは雰囲気に合ったいい曲が多かったです。
ボーカル曲は…電波です。
それ以上のコメントは自重します。
<システム>
8
環境面7、SLG面9で合計8です。
環境面では最低限の機能はあります。
セーブがメニュー画面でしか出来なかったり、キャラ別の音声切り替えが無かったりと細々とした不満はありましたが。
既読スキップが速かったことは好印象でした。

SLGとしてのシステムはかなりレベル高いです。
戦闘では半オート型で、戦術を指示しそれの基づいて戦っていくというシステム。
多くのスキルがあり、どれを上げていくかによって格闘家にもなれるし魔術師にもなれるという、自由度の高いシステムになってます。

あまりに自由度が高い為、最初はどうすればいいか途方に暮れました。
1周目の中盤にレア剣のアマツクモを拾ってからは、魔法剣士一直線でしたけどね。
<総合>
80
自由度が高くゲームバランスもいい安定したゲームです。
やりこみ要素が高く、繰り返しプレイ前提なので時間が無い人は注意。

私としては基本シナリオがなく感情移入し難かったため、前作の「王賊」より若干評価低いですが、SLG好きなら十分プレイする価値はあると思います。
(以下ネタバレというか私のプレイスタイル)
1周目ではクデュールの予選をスルーしてしまい、本選出場することなく終わってしまいました。
リセット後チャレンジしましたが、ヴィオラに敗北。
2周は必要との結論に達しました。
プレイスタイルは前述の通り魔法剣士。
治癒、再生、吸魔、光の盾に追跡する風と剣でフルボッコでヴィオラを撃破しました。
英雄の塔は150階程度。
147階突破して油断してたら死亡です…。

(ネタバレおわり)
<お気に入りキャラ>
ヴィオラ
かなりの良ツンデレ。
できる女のたまにあるデレ最高。
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