車輪の国、悠久の少年少女

「車輪の国、向日葵の少女」のファンディスクです。
法月ルートは前作から、どう転んでも鬱エンドなのが分かってるのでプレイするのが辛かったです。

前作に比べると日常会話の面白さが少し落ちたかなと言う印象です。
（まあ、主人公が寡黙で真面目なのでしょうがないですが）

それでもシリアス場面の描写はさすがでグイグイ引き込まれます。


前作ヒロインの後日談ルートは微妙。
さちルートは良かったけどそれ以外は特に言うこともないです…。

前作ヒロインは前回レビュー時と変わらずなので、それに法月ルートヒロインを加えた総合評価です。

法月ルートヒロインのみぃなですが、基本的に夏咲とかぶってます。
加えて中盤までは弱さばかりが目立つので残念です。

年取った法月は好きだったんですが、若いときは微妙ですね。
もちろん頭は切れるんですが、いまいち活かしきれてない感じです。

寡黙で真面目なのも魅力のなさを引き立ててます。

ボーカル曲はさすがにすばらしいです。
OP、ED共に名曲。

絵も有葉さんで問題なし。

前作と比べれば辛い評価ですが、ファンディスクなら妥当ですかね。
どうしても前作と比べてしまうので厳しいですが、基本的には十分納得できる作品だったと思います。

ただ、前作の名言をとにかく使おうって姿勢はどうかなと思いました。
ああいうセリフはここというときに使ってこそなのに。

樋口璃々子
強さと弱さが同居してるのがなんとも言えません。